2010/01/05

スペインのお土産

新年明けましておめでとうございます。1
今年も皆様に楽しく読んでもらえるようなブログを書いていきたいと思いますので
どうぞよろしくお願いします。

さて、ここ数年、年末はいつもスペインにいる私。でも今年は夏にフランスに旅行してしまったので、恒例の旅は泣く泣く自粛となりました。 
その代わり、スペインから友人がふたり、帰ってきてくれました。
今回は友人達から頂いた、スペインのお土産を紹介したいと思います。2
まずは生ハム。もう、食べる前からヨダレが.....。
生ハムはスペイン語で「ハモン」と言います。
その中でも最高級の生ハムが「イベリコ・ベジョータ」。
どんぐりを食べて育った黒豚ちゃんです。
日本のスペインバルで食べたら、5・6切れで1.800円位してしまいますよ。
高いので、スペインに行くといつも一年分の生ハムを食べ貯め?してきます。
そしてパン・デ・イゴ。これは私の大好物!
「イゴ」とは「いちじく」のことです。ペースト状のいちじくにアーモンドやヘーゼルナッツ、くるみなどを入れて固めたものです。だいたいス−パーの乾燥フル−ツコーナーに売っています。
いちじくとナッツ類、まさに私にとってはゴールデンコンビ!バレンシアに留学時代、こればかり食べていた私をよく覚えている友人達はいつもお土産に買って来てくれます。ほんと、ありがた〜いお土産です。
こちらも日本では手に入らないレアモノ。大切に薄〜くスライスしてヨーグルトと一緒に、ワインのつまみに、とチビチビ頂いてます。4

最後に「香水瓶」。ガラス製です。
グラナダに住んでる友人から頂きました。なんと繊細で可愛らしいのでしょう!
なんとなく、アラブの風を感じさせるエキゾチックなデザイン。5
コレ、頂いた時は蓋がきつく閉まっていて取れなかったのです。無理矢理引っ張ると割れてしまいそうなくらい繊細な薄いガラスだったので、香水を入れずに飾っておこうと思っていました。でもこの写真撮影のために持ち上げたら、自然とはずれました。ホッ。よかった、気まぐれだったのね。大切に使わせていただきまーす。

今回はスペインには行けなかったけど、十分お土産でスペイン気分を堪能しました。友人達に感謝、感謝です。その友人達はと言うと、手打ち蕎を食べて大満足して帰って行きました。ほとんどスペイン人化しているふたりも、やっぱり心は日本人でした。<KY>

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2009/12/28

山手西洋館「世界のクリスマス2009」2

いよいよ2009年も残すところ数日ですね。山手西洋館のクリスマスイベントも、25日で終了しました。毎年大変多くの方が訪れるイベントで、今年もたくさんの方がいらっしゃいました。少しでも多くの方に絵付けタイルの存在を知っていただけたなら嬉しいな、と思っています。

私は初日に行きましたが、2週間後に再訪しました。山手111番館でポルトガルをテーマにコーディネートをされたローヤルフラワースクール銀座校の斉籐良枝先生に、当工房のタイルや陶器をコーディネートの一助としてお使いいただいたのですが、初日以降、若干追加がありました。それを見に行ったのです。

その写真がこちら。タイルや陶器がリズミカルにl立体的に配置されていました。一つ一つの小物が目を引いて、すごく可愛いです! ちなみに右の写真は初日の同じテーブルです。こちらも視線を引き込むレイアウトで素敵でした。

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他にも初日と違っている所がありました。こちらのアズレージョ(タイル画)の部分です。左の写真は初日のもの、右は二週間後。初日の青いお花と青いタイルのコーディネートはシックで落ち着いた雰囲気。新しいほうはリボンの赤とタイルの青が互いの色を引き立てて、こちらも素敵でした。

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他の西洋館も行きましたので、陶磁器やスペインに関したものを少しご紹介しますね。

こちらはイギリスがテーマのベーリック・ホール。貿易商だった英国人ベリック氏にちなんで、ダイニングのコーディネートは東洋文化を取り入れたもの。このツリーは先日NHKの番組「美の壷」でも紹介されていてご覧になった方もいらっしゃると思いますが、大胆にも青い絵付けの磁器がオーナメント代わりに吊るされている、陶磁器好き垂涎のツリーです。落ちて割れちゃったりしないだろうか、それだけが不安ですけれど… 左の写真がツリー全景、天井近くまであるとても大きいものです。真ん中はオーナメントになった磁器。右はテーブルコーディネート、帯をテーブルセンターにし、中国風絵付けの食器や漆の碗が並べられています。

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またベーリック・ホールは建設当時に流行したスパニッシュスタイルの建物で、デザインにはアルハンブラ宮殿のイメージなども取り入れているそうです。下の写真、左は外観。明るい色の塗り壁にスペイン瓦、一階の上部がアーチになった窓なども、まさにスペイン風です。真ん中は階段。手すりのアイアン装飾tがスペインぽいです。右の写真は二階の小窓。イスラム建築の影響を受けたスパニッシュスタイルって感じですよね。

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こちらはノルウェーをテーマにした「外交官の家」の暖炉です。レリーフタイルで覆われています。飾られた植物の緑が、タイルの緑の釉薬(うわぐすり)と合っていて素敵でした。

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そしてイタリアがテーマのブラフ18番館。キリスト生誕のジオラマがありました。三博士到着のシーンです。ラクダが幸せそうな顔をしています。たぶん陶器だと思いますが、樹脂かもしれません…

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結局どの西洋館も二回ずつ見学したことになるのですが、生花のアレンジが初日とは変わっているものが結構あったので、両方見ることができて得した気分になりました。生花はさすがに1ヶ月近く持ちませんから、途中で追加されたり変えられたりするんですね。

日が落ちるとイルミネーションが始まります。左は外交官の家、右はブラフ18番館。空気の澄んだ冬の空は刻一刻と色が変わってゆき、ライトアップされた西洋館が風景に浮かび上がってきて、とても素敵な夕暮れでした。<R.K>

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2009/12/21

ワンちゃんの似顔絵 出張講習会

先日“愛犬の似顔絵を描く”出張講習会に行ってきました。Pb290004Pb290005Pb290002_2

今回お招き下さったのは“日本エアデールテリア協会”。ご参加者8名、可愛い愛犬の写真をお持ち下さり、当校のタイルアーティストK画伯がご指導しました。このK画伯が当工房で販売している“ペットの似顔絵タイル”を描いているんですよ。タイル絵付け歴8年のベテランです。

場所は四谷三丁目の素敵なイタリアンレストランLa vita。今回作ったのは11cm角のタイルにワンちゃん達の似顔絵を描いてクリスマスツリーに飾れるようにしたマジョリカタイルです。まずは写真から下描きシートを作る作業、トレーシングペーパーに大まかな輪郭と目と鼻、口をかきます。それをタイルに転写してからベースの色、黄色や茶色を薄く塗り、その後ワンちゃん達の実際の色にあわせて塗り重ねて行きます。皆さんタイルの絵付けは初めてだったのに、可愛い子供達のお顔はさすがに上手!愛情がこもっておりました。色が薄くのっているのが焼成前のタイル、色が濃くなったのが焼成後のタイルです。こんなに色鮮やかになるんですよ。もちろん半永久的に色褪せる事はありません。

撮影にご協力いただいたHご夫妻はじめ、みなさんご参加ありがとうございました。可愛いワンちゃん達との素敵なクリスマスになりますように!<YF>Pb290007_2Wan Pb300011

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2009/12/14

絵皿コレクション

今回は久しぶりに我が家の絵皿コレクションの中の数点をご紹介します。以前書いたかもしれませんが、私は絵皿が大好きで、スペインタイル絵付けを始めるきっかけも、もとはと言えば、自分の手でスペインにあるような絵皿を描きたくて始めました。昔から、旅行に行くたびに、その国で見つけた絵皿をせっせと買い集めています。

黄色の象と青の魚の絵皿はインドの絵皿です。けっこう大きくて直径India2_2India130cmくらいあります。デザインに緻密さはないですが、のびのびとした筆遣いで描いた絵は愛嬌があって大好きです。トルコブルーの水色もとてもきれいです。インドのジャイプールで作られました。

花の絵皿はオーストリアで買いました。とあるお店でたまたま見つけたものですAustlia_2。焼く前に線の部分だけ粘土を掻き落としてます。あっさりしたデザインですが、少しピンクがかった色合いを用いた上品さのある絵皿だと思います。 

これはウズベキスタンの絵皿です。実はこれは関西空港にあるお店で買いましたUzu。お皿の形自体が魚?になっていて面白いですよね。色合いもちょっと渋くて珍しくて気に入ってます。このお皿を見ながら、近いうちにホントに旅行に行くことを夢みてます。

最後はトルコの絵皿です。いろんな色の魚(金魚?)が飛び跳ねている面白いモチーフです。トルコのお皿はやっぱり青色が鮮やかできれいですよねTurky

これからも色んなお皿を集めたいな。色合いやモチーフ等多種多様なお皿は、眺めているだけで楽しい幸せな気分になる、私の癒しアイテムかもしれません。皆さんもぜひ、旅先で素敵な絵皿を見つけたら、ご自宅に飾って下さいね。<MK>

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2009/12/08

着物は小物で遊ぶ

最近私の周りは結婚ブーム。挙式&披露宴にお呼ばれするのはとっても嬉しいものです。
でも何を着て行こうか、毎回本当に悩みます。
季節にもよりますが、迷った時は私は結構着物で出席することが多いです。
最近は5月の終わり頃、叔母から譲り受けた付け下げを初めて着ました。
「付け下げ」とは訪問着を少しカジュアルにしたもので、結婚式やパーティー、
観劇などで着用できる社交用の着物です。7
柄は古典柄の「御所車」。これにおめでたい席にぴったりな「鳳凰」の帯。
藤色と白で、どちらも淡い色合いですごく上品。一目で気に入ってしまいました。
ただ、私にこれが着こなせるのか、とちょっと不安にはなりましたが、
なんとか「着物に着られる」感じは避けられたような.....。6

そして、今月もこの着物を着て友人の披露宴に出席します。
今回は思いきって、小物を少し変えてみることにしました。
季節が冬なので、爽やかな淡い感じよりも少しシックな感じにしたかったのです。
そこで半襟、帯締め、帯揚げを変えてみました。2

この組み合わせに至るまで、どれだけ悩んだことか。
実際にお店に着物と帯を持ち込んで選んだのですが、これが迷う迷う。
最近の着物事情はなんでもアリ、「着る人に馴染んでいればそれで良し」
的な風潮があるらしく、デザイン・色ともに実に多種多様なのです。
店員さんも巻き込んで散々悩んだ末、購入したのがこちら。
紺地に銀で小花の刺繍が入った半襟と、緑とベージュのコンビの帯締め。
あとは紫の帯揚げを合わせることにしました。1

どれも私の好きな色です。実際に着てみるまでどうなるかわかりませんが、
「私に馴染めばよい」と言い聞かせて着るしかありませんね。
着物を小物で遊ぶのが今の流行ですが、「遊び初心者」の私は大丈夫かな、
披露宴会場で浮かないかな、と今からかなり心配です。
でもこうやって小物を少し変えるだけで、印象がすごく変わるし、ひとつの
着物でいろんなバリエーションが楽しめるのです。
「遊び中級者」になったら街着の着物で銀ブラ、なんて粋ですよね!<KY>

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2009/12/01

山手西洋館「世界のクリスマス2009」

 12月1日から25日まで、横浜市中区の山手西洋館にて、恒例の「世界のクリスマス2009」が開催されます。西洋館ごとにそれぞれ一つの国をテーマにしたクリスマスの展示をするのですが、今年ポルトガルがテーマの「山手111番館」に、当工房のタイルや陶器が展示されています。山手西洋館のHPはこちら

 コーディネートはローヤルフラワースクール銀座校の斉籐良枝先生。私たちはポルトガルデザインのタイルや陶器などをお貸ししているだけなので、どんな風に展示していただいたのか楽しみに、さっそく初日、見学に行きました。

09120101  山手111番館は港の見える丘公園にあるスパニッシュスタイルの洋館。玄関で可愛いリースたちとトピアリーが迎えてくれました。入ってすぐ、吹き抜けホールのオブジェには驚くばかり… また、ほとんどの西洋館にテーブルコーディネイトの展示がありますが、山手111番館は自然素材を使ったナチュラルなコーディネイトで、とても素敵。すぐに真似したい! でもこういうのって真似しても同じようにならないんですよね・・・やっぱりプロのセンスで作られたものは美しいです。

 これから行かれる方もいらっしゃるので、PCでご覧の方には写真を小さく載せておきますね(クリックすると大きくなります)。

 下の写真、左から玄関、吹き抜けホール、テーブルコーディネイト、その一部アップの写真です。ポルトガルでポピュラーなアジサイの花を使ったフラワーアレンジだそうです。ポルトガルでアジサイ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、観葉植物としてよく見られるんですよ。私がポルトガルで撮影したアジサイの写真、5枚目に載せて置きますね。

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 さて展示していただいている工房のタイルと陶器の写真もご紹介します。こちらもPC用には掲載サイズを小さくしていますので、大きく見たい方はクリックしてくださいね。

 まずはダイニングに続くギャラリー。左から、ギャラリー壁に並んだ絵タイル(4組とも)、その向かいの壁の凹みに置かれたアズレージョ(一緒に置かれたフラワーの色がぴったり合って素敵です)、部屋中央のテーブル(巨大なフラワーが目を引きつけます。タイルが向こう側に置かれています)、そのタイルたち(なべ敷き、ミニトレーなど)、小皿とクリスマスナプキン、リボンが架けられて可愛さ10倍の丸皿かご、です。

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 他にバスルーム、キッチンにも陶器が置かれているので、行かれる方、どうぞチェックしてください。もちろん写真もご紹介します。左から洗面台のソープボトルたち、配膳台のコップやピッチャー、植木鉢、さじ(又はレードル)置き、です。さじ置きの隣の輝く鍋はカタプラーナ鍋です。

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 工房でふだん見慣れているタイルや陶器たちが、こんな素敵にインテリアを演出しているのを見て、ちょっと感動してしまいました。

 このイベントは12月25日まで、全部で8つの西洋館で開催されます。日が落ちるとライトアップも綺麗です。期間中無休ですので、クリスマスを堪能しに、横浜観光はいかがですか? 中華街や元町もすぐそこですので、見る・食べる・買い物する、と楽しめますよ! <RK>

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2009/11/30

クエルダセカのペン立て

秋口にスパチュラのセットを購入しました。スパチュラといっても料理用のゴムヘラでもなく、化粧クリームなどを取るものでもなく、模型用のヘラです。パテを盛ったり削ったりするの…かな? 粘土ベラが細くなったようなもので、私はミニチュア陶器作りに使います。

0911301買っ たスパチュラはビニールケースや袋に入れて置くのも良いのですが、私は面倒臭がりなのでペン立てに立ててすぐ使えるようにしました。ただ、何本か先端が 尖っているものがあります。金属や陶器のペン立てに立てると先端の形状が傷つくので、手近にあったニスのプラスチックのフタに立ててみたら… 重さに耐え きれず自立しません… 写真のスパチュラの向こうにあるのがそのフタです。

そこで、このプラスチックのフタがすっぽり収まるペン立てを作ることにしました。フタの直径プラス5mmで底の型紙を作り、縦の長さはキリがいいの で10cm。図柄はアルハンプラ宮殿のモザイクタイルにする予定。自分が家で使うだけのものなので、タタラ(板状)にした粘土を筒に組み立てる時も芯にす る補助材を使わなかったり、非常に適当に作り始めてしまいました。おかげで後で苦しむことになるのですが…

組み上がって数日乾燥させたら、やっぱり下と上で円周の長さが違っていました… ま、いっか、フタが入れば。見た目に凸凹しているところを削って素焼きです。しかしモザイク柄を絵付けするのに上と下で長さが違うのは致命傷でした… 当たり前ですね。

0911302今回元にしたデザインはこちらです。アルハンブラ宮殿の壁。この写真をPCで目的のサイズに拡大・縮小していくのですが、ペン立ても斜めに黒、緑、茶、水色が入るようにしたいので、ペン立ての胴に一巻きさせ た時、端の色が繋がるように調整していきます。上部の階段模様は下の連続模様から独立させて、端同士がぴったり合うようにします。階段模様を切り離したこ とで、上下の円周の違いが少し緩和されました。

次はデザインを写して鉛筆で下描き。六角形と星と手裏剣みたいな模様をひたすらフリーハンドで描きます。その後絵付けに入ります。鉛筆で囲まれた中に釉薬 をスポイトで入れていく「クエルダセカ技法」です。釉薬が乗った部分は触ると釉薬が取れてしまうから触れません。ずっとペン縦に手を突っ込んだまま絵付け します。途中で手も疲れてくるので、もう少し模様を大きくしておけば速く仕上がったのに…と思いましたが、引き返せないので続行です。

さて絵付けです。まずデザインを転写して鉛筆で下描きしていきます。微妙にサイズが合わない部分は下書きで調整しつつ… 左の写真が下書きが終わったところです。次に鉛筆で囲われた中に釉薬をスポイトを使って入れていきます。クエルダセカ技法といいます。釉薬が乗ったところは触る事ができないので、右の写真のように手を中に突っ込んで絵付け。もう少し大きな柄にしておけば速く出来上がって疲れなかったのにな…と思っても後の祭りです。ひたすら絵付けします。

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0911305 絵付けが終わったら窯で焼きます。思った色に仕上がりました。絵付け中は色の辻褄が合うか心配でしたが、デザインの間違いは無く無事完成しました。細かい柄も疲れたけど正解。柄が大きいと色が繋がっていく感じがわかりにくかった思います。少し薄いところもありますが、自宅で使う実用品なので、もうこれで完成としちゃいます。

さあ、一番大事なプラスチックのフタは入るでしょうか… 大丈夫みたい… 入らなければ、火でフタをあぶって少し柔らかくしてねじ込もうと思っていたのですが、きっちりぴったり入りました。ばんざい! スパチュラを入れても倒れません。やっと落ち着く場所が出来ました。

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このスパチュラ、展覧会用のミニチュア作りにしっかり役だってくれました。でもこんなスパチュラ立てを作ったりしてるから、展覧会の制作がギリギリ進行になるんですよね・・・<RK>
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2009/11/23

スペインタイルの装飾展 Tokyo 2009 ご報告

スペインタイルアート工房東京教室の生徒と講師の作品展2009が無事に終了しました。今年は新聞で紹介されたこともあり、以前にも増して多くの方がご来場くださりとてもうれしく思います。心からお礼申し上げます、ありがとうございました。<YF>

さて、今年は「これ、どうやって作るの?」というような一見しただけではわからない不思議な技法を使った力作も多く、作者の了解を得てそのいくつかをご紹介しますね。Aus2Aus1

1    アボリジニのデザインと色合いで作ったクエルダセカタイルです。両脇の青い部分、緑に混じった“蒼”を表現したもの。1997〜2000年オーストラリア滞在のなつかしい記憶からのイメージだそうです。極限の乾燥した内陸と、この大きな大陸を囲む青い海。古代アボリジニたちが残した洞窟壁画のような表現をしたかったとのこと。まず深緑の釉薬をのせて一度焼いた上にマットな透明釉薬をかけ、その上に青の顔料をぱらぱらとまいてみました。こんな風に一度焼いた色の上に違う色を重ねると思いがけない色合いになることもあります。Machi2Machi1_2


油彩画風の風景画。白タイルの上に青や緑の顔料を混ぜたオイルで線を描き、ところどころクエルダセカの釉薬をのせて盛り上げています。同様の技法で作られた風景画タイルはGen's Tile Art Shopでご覧になれます。

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黒いつぼがところどころ紫色に光っていますね。これはまずドロドロの粘土から鋳込んでつぼを作り、黒いエンゴーベを塗った後に引っ掻いて模様を出します。引っ掻いたところは元の白土が出てくるので白い模様ができるわけです。普通はこれで焼いて終わりですが、この作品はさらにひと工夫。引っ掻いて模様を出した部分にラスターを塗ってもう一度焼きました。紫色に光っているのがラスターです。こちらもGen's Tile Art Shopの作品です。Rustre2Rustre1


こちらも最後にラスターを組み合わせた作品です。
普通のマジョリカタイルを仕上げた後、周りにスポンジでラスターをのせました。濃くのせれば銅色になるラスターですが、薄くのせたので感じのよい紫色になりました。講師になるための勉強中である在校生の作品です。Re2Re1


こちらはひとつひとつの粘土を手彫りでレリーフにし、その上から緑や黒のエンゴーベで絵付けした後にヒビの入る透明釉薬をかけました。最後にのせた金色のラスターも豪華さを出していますね。Kingyo2Kingyo1


はすの花と水の中ですいすい泳ぐ金魚が印象的な作品。この金魚達は白いタイルの上に直接顔料で金魚を描いた後に一度焼いて、上から水色の透明釉薬を流したもの。こんな風に先に顔料で描いた後に上から釉薬をかけてもおもしろい表情になりますね。はすの花は、赤土で一枚一枚の花びらを形作った後に組み合わせて素焼きし、上から不透明な白色釉薬をかけて色づけしました。これらの独創的な作品は、M's Factoryでご覧になれますのでぜひお越しくださいね。Fukuro2
Fukuro1

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そしてこの素敵なイス。
これも一度焼いたタイルを貼ってあるんですよ。タイルの表面がつるつるになっていないのは、エンゴーベで絵付けしたからです。ろうけつ染めの色合いを参考に素朴な感じに仕上げたかったので、色エンゴーベで絵付けしてそのまま貼り付けました。森の中のひっそりとした感じがよく出ていると思います。Dotto2Dotto1


ドットで模様を作った作品。作り方はいたってシンプルですが、一色で模様を作るなんて私も思いつかなかったです。白タイルの上に細かく下書きし、慎重に釉薬を落として絵つけします。釉薬が一度はみ出してしまうと取りきれないこともあるのでかなり慎重にやらないといけない作業ですよね。一度焼いた後にヒビの入る透明釉薬をかけて2度焼きします。こちらの作品はいろといろ工房のショップサイトに掲載されています。
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最後に私の作品です。普通のマジョリカタイルなんですが、色を濃い目にのせて後から白地がでるように線を引っかきました。ただの水彩タイルでも引っ掻いたり重ねのせしたりするだけで表情がかわりますよ。

皆さんも参考にしてくださいね。
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2009/11/17

まもなく大阪にて作品展開催!

11月20日(木)から12月2日(水)の9~21時まで、大阪教室の生徒と講師による作品展を開催します。生徒さんが一生懸命作った、かわいくて素敵な作品が揃いました。カルフール光明池店1階、ハウジングショップハーティにある当工房の実店舗にて展示しています。http://homepage1.nifty.com/spaintile/tenrankai/tenrankai.html

深まる秋にスペインタイルの芸術にちょこっと触れてみませんか。ご自由にご覧いただけますので、ぜひお越し下さい。会場は、大きなショッピングセンターのカルフール内で、駅前には色々とお店がありますので、ついでにお買い物やお食事も楽しんでいただけますよ。

皆様のご来場お待ちしております。ちなみに、今回の私の作品は・・・クリスマスをテーマに、かなり遊び心たっぷりに作ってみました。ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ。ちょっとだけご紹介。あと2点出す予定です。見に来て下さいね!<MK>Photo Photo_2スペインタイルアート工房 携帯HPパソコンHP

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2009/11/09

深川東京モダン館

今開催中の「スペインタイルの装飾展」は、門前仲町にある東西文化センタ−で行なわれています。
そこから徒歩2分の所にこのほど、「深川東京モダン館」という江東区の観光案内施設ができました。Gaikan
こちらは昭和初期に建築された歴史的建造物で、国の有形文化財になっています。

もともとは昭和7年に「旧東京市深川食堂」として施工され、以後、職業補導所、福祉作業所などの変遷を経て、今回耐震補強・改修工事を行なって現在の姿に生まれ変わったそうです。Mado
中に入ってみると、当時の食堂だった面影が....。当時の食券売り場の窓口だそうです。なるほど、当時の様子が伺えます。その横の2階に続く階段は、昭和7年当時に施工されたタイルがそのまま保存されてました。Kaidan1一部欠落していた部分は新しいタイルを埋め込んで修復されていましたが、今見ても素敵なタイル。当時はすごくモダンなデザインだったのでしょうね。
Tile
階段中程に展示されていたガラス瓶は、当時の牛乳瓶で、今回の工事で地中から発掘されたそうです。とってもキュートなデザイン。今でも一輪挿しとかにしたらオシャレですよね。

Milkbin

2階の展示スペ−スにあったステンドグラスや、1階の観光案内所のランプシェードは当時を再現して新しく作られたものだそうです。なんとも趣があって良いですね。

Stendglass
2階は今後貸しギャラリーとして、区内外在住者問わず借りられるそうです。


Lamp

1階の観光案内スペ−スは、実におみごと!分かりやすく江東区の地図がテーブルに
配置され、しかも随所に立体的にプラカードのような看板が立ててあり、見どころ施設の情報が一目でわかるように工夫されています。Table1

私も真っ先に食事処マップを見て、深川界隈の美味しいもの情報をゲットしたのでした(笑)

Table3

その他にも江東区のものづくりを紹介するコーナーもあって、区の伝統工芸である
江戸切子の美しい作品も展示されてました。

Kiriko
驚くのは、これだけの立派な施設をたったひとりの女性が作り上げたということ。
コーディネーターの井村さんです。「打ち合わせと言っても、私以外誰もいなくて...本当にひとりで一から立ち上げたんです。」と穏やかに笑いながらおっしゃる井村さん。....って笑い事じゃないほど大変だったのでは??
Happi
まだオープン間もなくて試行錯誤が続く毎日だとか。
こんなに素敵な施設なのですから、江東区の情報発信地として多くの方に足を運んでもらえる存在になってほしいな、と心から思いました。
お近くにいらした際は、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。

私の住むS区にもできないかしら、こんな素敵な施設。<KY>

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