スペイン関連の話題

2009/09/12

FM COCOLOに船戸あや子(バレンシア教室講師)が出演しました

2009.9.10(木)、神戸のFM放送 FM COCOLOの番組「アースカラーズ」(19時~21時)のコーナー「Telefono Latino」に、当校バレンシア教室講師の船戸あやこが電話出演しました。ナビゲーターのペペルさんとの会話、こんな感じでした。Orange3

ぺ(P):オラ!そちらは今何時?天気はどう?
船(F): こっちはお昼です。最近は気温が下がってきてそんなに暑くなく、とっても過ごしやすくなりましたよ。確実に秋が近づいてきてます。日本よりちょっと遅いかな?

P:バレンシアってどんなところなの?
F:とってもいい所。こじんまりしていてのんびりした感じ。時間がゆっくり流れている気がします。食べ物もなんでもおいしいけど、特に地中海にからの魚介が豊富でおいしいです。

P:いつからそっちに住んでますか?
F:1993年からです。今年でもう16年め。元々陶芸が好きだったので、陶芸の町マニセスの陶芸学校に通っていました。そこでスペインタイルの伝統技法を勉強して日本の陶芸とは違うスペインタイル絵付けの魅力にはまった感じです。

P:そのスペインタイルの魅力って何?
F:タイルというと、お風呂場や床や台所に貼るイメージかもしれませんが、こちらには装飾品としてのタイルアートがあります。素朴で楽しい様々なモチーフを描いたり、色が鮮やかでとてもきれいです。鮮やかな色のタイルを見ているだけで、楽しくて元気が湧いてくるから不思議。大好きです。

P:スペインタイルの起源は?
F:もともとは、8世紀にイスラム諸国からスペインにタイル絵付けの技術が伝わったんですよ。主に2つの種類のタイルがあります。クエルダセカタイルとマヨルカタイル。どちらもイスラムから伝わったものです。グラナダのアルハンブラ宮殿に見られるような伝統的な幾何学模様(イスラミックなモチーフ)も、スペインのタイルには多く取り入れられていますが、それだけではなく、今は草花や動物等々、スペインオリジナルのモチーフも数多くあります。

P:今でもスペインにはたくさん装飾タイルがあるの?
F:今は昔程アートタイル生産は盛んではないです。実用的なものにおされ、ひとつづつ手描きで作るような装飾タイルは減っちゃいました。今はきっとスペイン人より私達日本人の方がスペインタイル好きかも。日本にはない明るく鮮やかなタイルは見ていて本当に楽しくなります。

P:スペイン語が本当に上手だね。
F:16年も住んでるしね。最初の2年くらいはぜんぜんわからなくて、学校のトイレでよく泣いてましたよ。8年くらい経ってから、結婚して子供が出来て、子供の勉強をみたり、学校との付き合いが出来てからはかなり上達した気がする。

P:今日はとっても楽しかった。とても興味深いお話をありがとう。グラシアス!
F:こちらこそ、楽しかったです。ありがとう。

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2009/08/31

私の義弟“ホセ”の話 2

涼しい風が吹いてくるようになりましたね。教室でも窓を開けていると気持ちの良い風が入ってきて、気分がとてもよくなります。秋の展覧会「スペインタイルの装飾展」に向けて、作品作りに取りかかる生徒さんも多くなりましたよ。Jose

さて、以前にこのブログでもご紹介した私の義弟、ホセ。今年も約1ヶ月の長い夏休みを日本で過ごし、つい先日家族と共にスペインに帰っていきました。今年もわんさかと“ヘンテコ物”を作って帰ったので一部をご紹介、そして今年は私も長い夏休みを取って、秋の展覧会に向けた作品作りをしていたので、途中経過の報告です。Kamidana

私の妹の夫“ホセ”はスペイン人です。日本に来ると秋葉原に行っているか、一日中炎天下で日曜大工に熱中しているか、のどちらかで、とってもわかりやすい人。他に「ここに行きたい」「これがしたい」と言い出す事はなく、秋葉原の行き方と日曜大工の道具さえ揃えておけば何日でも滞在できる便利な外国人です。

昨年の夏もヘンテコな椅子や置物を作って日本の家族を呆れさせた(?)のですが、今年の作品も負けず劣らずヘンテコ物。今年のヘンテコ大賞は“スペイン風神棚”でした。 中庭の隅に突然こんなものができていて、実家の家族は顔を見合わせ「なんだ?」「これなんだ?」。ホセ曰く、ホームセンターで買ってきた陶器の西洋風人形2体が神様、神様は雨にぬれるといけないので箱を作って神様のお家とし、その間に丸い石、これはよく神社にある大きな丸石を真似て作ったようで「なんとなく縁起がよさそうだから」と川原で拾ってきたそうです。Bonzu

この神棚の近くにはホセが「ぼんずさん」と呼ぶ石の置物を持ってきました。確かにかわいい坊主の置物、ホセは毎朝その日の無事を祈ってこの“ぼんずさん”にお祈りをささげておりました。そしてあの神棚からこのぼんずさんに「夏至と冬至の時だけ光が当たるように」と大きな鏡を取付けようとして・・・家族の猛反対に合って断念。Kama_2

そうそう、これは今年の作品ではないのですが、以前実家の中庭に“パエリア用窯”も作っちゃいました。よくレストランにあるようなピザ窯と同じようなものです。でも今までこの窯で作ったパエリアが食卓に並んだことは無く、ひと夏かけて作ったにもかかわらず、今では大きすぎて壊すに壊せない厄介モノになってしまいました・・・

そして私は、と言えば、いまさらながらにスペインタイルの明るい色彩には“カラーセラピー”の効果があることを発見!疲れて帰ってきても壁に飾ってある青や緑のスペインタイルを見ていると、なんとなく疲れが取れることや、朝仕事に出る前に黄色やオレンジのタイルを見ているとエネルギーをチャージされるような・・・そんな効果をもとめて「color」シリーズをここ数年で作っていきたいと思います。まずは2作品、11月2日から始まる「スペインタイルの装飾展」に出品しますのでお楽しみに。<YF>Color

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2009/08/10

スペインで買ったニワトリたち

私には10代のころからコレクションしているものがあります。それはニワトリ雑貨。酉年生まれなわけでもないのですが、カラフルで斬新なデザインの多いニワトリ雑貨に惹かれて集めています。といっても、あまりにも増えすぎて置く場所も無いので、ここ数年はほとんど購入していないのですけど。

今回はスペインで買ったニワトリ雑貨を紹介します。バックパッカーの私は小物ばかり買っているので、ご紹介する雑貨も小さな物です。made in SPAIN かどうかはわかりませんが…

まずは金属製のキーホルダー2点。ちょっとシュールな形状がお気に入りですが重いです。

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次にこれも売り物なの?って感じの置物です。

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まるで土器のようなこの姿。置物といっても右の写真のように背中の部分に穴が開いているので小物入れなのかもしれません。床からトサカまでの高さは38ミリと小さいものなので、何が入るわけでもないのですが… ごつごつしすぎていて、触るのも痛いですし… こういう「キュート」とは縁遠い怪しいもの、手作りのニオイがプンプンするものにはついつい惹かれてしまいます。

次もかなり怪しい小物… 鳥部分と巣の部分が分かれていて、鳥を持ち上げると卵が! でもこの鳥の尾の立ち方、雄鶏に見えます。高さは尾の上まで50ミリほど。用途のない雑貨なので単なるオモチャでしょうか。

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最後にやっとMADE IN SPAINと断言できる陶器です。

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アンダルシア地方の町ウベダで作られている飾り皿。真ん中にニワトリの模様が入っています。15センチほどのお皿ですが、周囲に透かし彫りがあり普通のお皿よりは扱いに気を遣うため、リュックに入れて持ち帰るのにドキドキしました。このお皿はとても気に入っていて、透かし彫りのないタイプのお皿も買って持っています。

そしてお土産品のタイル。クエルダセカ技法(スポイト絵付け)のコースター(75ミリ角)です。

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まだタイル絵付けを始める前に買ったもの。その時はタイルだから買ったわけでなく、ニワトリだから買ったんですけれどね。今は欲しければ自分で作れるのですが… そういえばニワトリモノは何も作っていないことに気がつきました。<RK>

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2009/06/29

スペインの食器

レッスンをしているとよく「これって食器(実用)で使えるんですか?」という質問をお受けします。教室ではお皿やコップ等の陶器にも絵付けをしますが、もちろん当教室でお作りいただく作品は実用でも使っていただけます。(ただし、不向きな釉薬等もありますので、レッスンではその辺りもお教えして参ります。)明るくかわいいモチーフの食器は、食卓を明るく彩ってくれます。お客様を招いてのホームパーティの時にも一味違う個性を演出してくれます。ぜひみなさんも、スペイン食器を取り入れてみてはいかがでしょうか。ご自身の手描きとなれば更に愛着も湧きますよ。

今日は、私の手描き・・ではありませんが、私がスペインで買った食器の一部をご紹介します。すべて職人さんの手描きで、ひとつとして同じものがないので、買う時はいつも一点一点細かくチェック。どれも可愛くて選ぶのにとっても時間がかかります。こういう伝統的な陶器は実用の安くて便利な食器におされて、スペインの家庭でもほとんどみませんが、私は先ほども書いたように、普段使いはもちろんおもてなし時や自分自身が明るい気分になりたい時等々大活躍しています。写真の“トルティージャ皿”だけご説明しておきます。このお皿、普段は料理やお菓子・ケーキの盛りつけに使っていますが、実はフライパンのフタのように取っ手がついていて、これはスペイン風オムレツを作る時、途中ひっくり返す時にフライパンにかぶせて一旦オムレツをのせてまたフライパンに戻せる。まさしくお皿に書いてある通り“PARA VOLVER LA TORTILLA”(トルティージャをひっくり返すためのもの)なんです。とってもおもしろくて大好きなお皿です。関西人の私は、お好み焼きを作るときにも活躍します。かわいいスペイン食器はなんだか幸せな気分にさせてくれる私の必須アイテムです。<MK>スペインタイルアート工房 携帯HPパソコンHP

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2009/06/15

スペインのネコ

ネコって、道で出会ったらつい写真を撮りたくなる方、多いと思います。
私もそんなネコを撮るのが好きな一人なのですが、今回はスペインで見かけたネコたちの写真をご紹介します。

スペインでも犬や猫は街のあちこちで見かけることができます。ただし夏の日中は暑すぎて、彼らも家の中や建物の影などで涼を取っているので、街中を歩いても見かけることはほぼありません。

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左の写真は確かタラゴナで撮った写真… 中庭で、井戸のようなものの前にネコが。向こうには観光客の人が見えます。
右はアルハンブラのヘネラリフェ離宮です。まだ午前中、顔を洗っているところ。

0906155 こちらの写真はネコの後ろに鳥がいます。実はこれ、鳥はネコに気付いていないんです。でもネコは鳥に気付いていて、素知らぬふりをして鳥が近づくのを待っている…という、緊張の瞬間です。このあとどうなったかは知りません…
これもアルハンブラの敷地内でした。

遺跡や史跡などの中にネコがいる風景はいろんな国で見かけますが、ネコが快適と思って過ごせる場所であるということが素晴らしいな〜と思うのです。

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こちらは小さな村などで撮った写真。右の写真の子はいちばんのお気に入り。屋根の溝にすっぽりはまって、こちらを振り返っている仔猫… 文句無しにカワイイ!

最後にネコタイルを2枚ご紹介しますね。

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左はマドリードの装飾博物館のキッチンを描いたタイル画の一部です。ドロボウネコ…ですね。立ってるネコは、剥かれて吊された動物から垂れる血を舐めている…、というちょっとえぐい絵なのですが、タイル画には他にもいたずらするネコが描かれていて、昔からとても身近な存在だったんだな〜 と、ほのぼのしてしまいます。

右は街角のお店の壁を飾っていたタイル…
見れば見るほど、ほんとにネコなのか疑問が湧いてくるのですが、きっとネコでしょう… 誰もが振り返る変顔です。
牛っぽいというか人っぽいというか… でもこの驚くようなセンスもスペインタイルの面白いところなんですけどね!<R.K>

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2009/04/13

バレンシアよりご報告(2009.04)

Suo2009年4月13日現在、バレンシアの気温は22度。朝晩は涼しいものの、昼間は半袖の人も多くなりました。日本で春になると桜が咲くように、ここバレンシアでは春になると「花スオウ」の花が咲き、街が濃いピンクでいっぱいになります。

さて、ここバレンシア、私は1年に一度訪れますが、この1年で変わったな、と思ったところや相変わらず、というところ、いくつかご報告しますね。Tako

まずは“食”。相変わらずスペインの食事は美味しいです。基本の味付けはオリーブオイルと塩コショウ。そこから少しアレンジされたソースで味付けされた野菜や魚も増えましたが、やはり素材そのものが抜群においしいスペインではシンプルな味付けが一番!そこらのスーパーマーケットでも写真のような大きな鮮魚売り場があり、獲りたての新鮮な魚を好きなようにさばいて売ってくれます。地中海産のイカやタコも種類が豊富で安い!Hamonそして最近は日本のデパートでもよく見かけるようになった生ハム、“イベリコバル”なるものも登場しているので食する機会も多くなりましたよね。地元スペインの生ハムはこんな感じで足一本まるごと売っています。これでだいたい5000円くらい。 ハモネロという生ハム固定台に乗せて好きなように包丁で切って食べます。バレンシアに住んでいる私の妹の家にもこの“ハモネロ”に乗せた生ハムが常備されていますよ。

食に関して変わったな、と思ったのは(バレンシア市内でしか見ていませんが)以前は輸入物の肉や野菜も多くありましたが、昨年に比べて国内産の表示が多くなったこと。スペイン国内の食料自給率が上がっているのでしょうか?それ故私の知り合いは皆「どこの産地か?」なんて気にして買ったことがない、とのこと。うらやましいですね。

相変わらず、と言えばもうひとつ、写真のような2重3重の路上駐車。Cocheラテン系の国ではよく見かける光景ではありますが、昨年よりも一列多くなったような。2重はあたりまえ、3重にも駐車している光景をよく見かけました。ご存知の方も多いと思いますが、これ、一番奥の人が出たい時どうするか知っていますか?2列目、3列目の車はサイドブレーキをかけずに駐車しているので、出たいときに後ろの車を押してどけてから出て行くんです。どけた車を元に戻すかって?戻すはずが無い!道路の真ん中に放り出された車を見かけることも少なくない。そのへんは相変わらずテキトーな国です。。。

市内をブラブラ歩いていたら人がわんさか集まっている店を二つ発見。Shichiひとつは質屋さん、以前から小さく営業していたようですが、最近日本と同じように増えてきて、市内にも人が集まる質屋さんがいくつかあるようです。ゴミ置き場に捨ててあったテレビやソファーが、いつの間にか誰かに拾われてどこかの家でフツーに使われていたりする“リサイクルの国”スペイン。この質屋さんもそのひとつの形ですよね。

もうひとつは銀行です。普通の銀行なのですが、この広告を見てください。Wiiいくら以上貯金するとWiiがもらえるよ、っていう宣伝です。貯金する習慣のないスペインですが、Wiiがもらえるとなると話は別ってことでしょうか?金利を上げることができない代わりにモノでサービスってことのようです。

さてさて、私のバレンシア滞在もあと1週間。出発前にお知らせしたスペインタイルの手作りアクセサリーやマトリョーシカも準備できました。5月からはスペインタイルアート工房の東京教室と大阪教室で生徒の皆さんにご用意しますのでお楽しみに。 <YF>

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2009/03/30

思わず笑ってしまうスペインのイラスト

今回はスペインのおかしなイラストの数々をご紹介します。
スペインに旅行するたびにさまざまなところで目にするイラスト。
例えばお店の看板だったり、町なかのポスターだったり、レストランの
ショップカードだったり。その中でも特に私が気になるのは「人」のイラスト。
スペイン人の描く「人」は、何とも個性的で、思わず笑ってしまう味のある
人たちばかり。よく「人」の絵を描くと自分に似てしまう、なんて
言われてますが、もしそれが通説なら、スペイン人はよっぽど個性的な人が
多いんでしょうか??

まずはビックというバルセロナ郊外の街の観光マップの表紙。1_2
ど、どうでしょ、これ。この街を訪れた観光客が必ずと
言っていいほど最初に目にするパンフレットです。
はっきり言って変でしょ、このおじさん。だいたい三頭身
だし、マンガチックな割には表情が妙にリアルだし。
インパクトがありすぎてビックという街を私はたぶんずっと忘れないでしょう。
ある意味この「変なおじさん」、観光PRに一役買っているのかも?

次は私のお気に入りのバル、バレンシアの「Las Cuevas」2
の看板ロゴ。「洞窟」という意味で店内も洞窟さながら。
入り口がふたつあってトンネルのような店内です。
このロゴのおじさんはカワイイ。このあどけない表情は
若かかりし日のオーナーか。いやいや、今のふとっちょの
おじちゃんには見る影もない。永遠に歳を取らないこのロゴをずーっと
使い続けて欲しいものです。

これらは確かカセレスのホテルのトイレの34
「男・女」の看板。タイル画です。
ものの5分で描き上げてしまったのでは?
と思われるくらい大ざっぱ。
何とも言えないニヒルな男女。トイレに入るのにウキウキする必要も
ないけれど、もう少し心和む表情を作ってもよいのでは?

最後はこれぞスペインタイル!人物画の56
最高傑作。バルセロナの街中の壁画です。
まずは顔がおとぼけで笑える。ぜんぜん
愛嬌がないのになぜか惹き付けられます。
さらにさらに、どちらも絵画としてはつじつまが合っていませんね。
鉄砲をもった人の手、まるで空手チョップ。全く鉄砲を握ってないですね。
ギターの人、右腕が窮屈そう。逆手なのか何なのか、体の向きが不自然でしょ。
こんなにヘタクソな絵なのに、これが一番愛らしくてスペインらしい。
もちろん私の一番のお気に入りです。

よく生徒さんが「人の表情を描くのって難しい!」と言っています。が、
ヘタでもいいんです、味があって。思わず吹き出してしまう表情、
それがスペインタイルの良さなんですから。
どうでしょう?これらのイラストを見て自信がついた人も多いのでは?<KY>
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2009/03/16

バレンシアの日替わりランチ

2009年3月16日現在、ここバレンシアは快晴、日本よりも早く春が来て既に気温が20度を超えています。バレンシア中が今週から始まる火祭りの準備で大賑わい。学校も1週間休みになっていつもお祭り気分のスペイン人がさらにテンション高くなる大混乱の1週間です。

さて今日はバレンシアの日替わりランチ“Menu del dia”(メニューデルディア)の話題。P1010071

皆さんご存知の通り、スペインにも「日替わりランチ」なるものがあります。始めの飲み物からオードブル、メイン、デザート、コーヒーがついたものが一般的で、都市によって値段もまちまちですがここバレンシアの相場はだいたい10ユーロ。それを超えると普通の食事よりもどこかひねったアレンジ料理が出てきたり、10ユーロを下回ると“普通の食事”と言ったところでしょうか?写真のような“BAR”バル=日本の居酒屋のようなもの、がランチを提供しているのは日本と同じですね。P1010072

日本と違うのはこの“始めの飲み物”の選択肢にビールやワインが含まれていること。「水にする?ビールにする?ワインにする?」ときて、今日も周りのスペイン人は皆ワインを飲んでいました。お酒大好きの私はもちろんビール。それも日本のランチビールみたいにちっぽけじゃない。ちゃんと大きなグラスに並々と注がれてやってきました。P1010074P1010075

そして今日のオードブル、お米の産地バレンシアではお米のスープもよくあります。黄色いスープの写真がその“サフラン味のお米スープ”で、サラダはスライスニンニクがたっぷり入ったアンチョビサラダでした。スペインのにんにくはとても美味しいけど食後にさほど臭いません。P1010076P1010077

次はメインの料理。バレンシアと言えばオレンジ。そのオレンジを料理にもよく使い、今日のお肉は鳥のオレンジ煮。魚は地中海産のメルルーサ、日本のタラのような食感で淡白な味がどんなソースにでもよく合います。これもバレンシア産のレモンソースがかかっていました。

食事と言えば、つい先日ここトレンテ(バレンシア郊外の住宅地)に“回転寿司”ができたんです。回転台がある日本食屋、というウリでできたこのお店、入ってみると確かに日本の回転寿司と同じ様に回っていたけれど、回っているものをよくよく見てみれば、顔色の悪い海苔に包まれたバナナやパイナップル(味が想像できない)、チャーハンがお寿司型に握られたものや(普通のチャーハンの方が安上がり)小さめの餃子、と回ってきても楽しくないものばかり。案の定オーナーは中国人でした。

火祭りを境に春本番になるバレンシア。次回もバレンシアから最新事情をご報告しますね。<YF> スペインタイルアート工房携帯HPパソコンHP

      

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2009/02/09

バレンシア教室短期留学

先月下旬に、大阪の生徒さんがお二人、スペインバレンシアの教室に行かれていました。スペインでは、バルセロナ等の街も観光していらしたようですが、途中バレンシア教室にも行き、ホームステイしながら絵付けを楽しまれたようです。日本で教室に通われる生徒さんにとって、本場スペインでの絵付けは、“憧れ”や“目標”であり、今までも多くの方がバレンシア教室に行かれています。みなさん行かれる前は、不安なこともたくさんあるようですが、帰られると、必ず目をキラキラさせながら、楽しかったスペイン滞在の話をしてくれます。バレンシア教室での絵付け経験もとても刺激になるようで、いろいろな話を聞くと、私もとても嬉しくなります。これからも、生徒さんだけでなく、たくさんの方がバレンシア教室で絵付け体験していただき、スペインタイルの世界に目覚め(o^-^o)、日本に戻られても、大阪・東京で更なる作品探求をしていっていただければ嬉しいなぁ、と思っています。バレンシア教室の詳細等は工房HPからご覧いただけます。1日体験から可能ですので、ご興味ある方はぜひお立ち寄りくださいね。 そうそう、戻られたNさん、Hさんお疲れ様でした。おみやげのスペイン産チョコレート、美味でした。まだゆっくりお話聞けてないのですが、次回講習時にはぜひ、ゆっくり話をお聞かせ下さいね。 これからも絵付け楽しみましょう。<MK>

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2009/01/26

床のタイルたち

タイル絵付けを始めると、街に溢れるいろんなタイルが目に入るようになります。旅行しても撮るのはタイルの写真ばかりになりました。何を一所懸命に撮っているんだろう?と不可思議に思われることもしばしば…

0901263 そんな写真の中から、今回は床のタイルをご紹介します。

手描きのタイルは壁面に使われるものがほとんどですが、床にもワンポイントに組まれていることがよくあります。通行する場所ではなく、中庭や部屋の一角など、眺めて楽しむことの出来る場所が多いようです。

なぜ地面に使うときはワンポイント程度なのかというと、手描きの"高価な"タイルを地面に使うのはもったいない…という以上に、釉薬(うわぐすり…素焼き素地を覆ったガラス質状の膜)のかかったタイルで地面を覆うと、滑って危ないからでしょう。

0901261 こちらはセビーリャのアルカサル。さすが王様の作ったお城は床も豪華。修復されているので工場生産品らしきタイルも使われていますが、昔は全てが手作りのクエンカタイルだったのでしょう。クエンカタイルはこちらのページでご紹介しています(PC用)。

0901264 クエンカタイルは表面に釉薬のかからない素焼きのままの凸部があるため、滑り止めになるのが利点です。そこでこんな床もありました。ただし釉薬がかかっていない部分が表面に露出しているため、踏まれてすり減っていく運命です…

0901264 その対策?として、こんなタイル床がありました。これはやはりセビーリャにあるマリア・ルイサ公園の「スペイン広場」、2階(テラス)部分の床です。マヨルカタイルが埋め込まれている部分が、一段低くなっています。これでタイルが踏まれることも少なくなり、滑ることもないかも。ゴミは溜まりそうだし、つまづきそうですが…<R.K>

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