その他

2009/11/09

深川東京モダン館

今開催中の「スペインタイルの装飾展」は、門前仲町にある東西文化センタ−で行なわれています。
そこから徒歩2分の所にこのほど、「深川東京モダン館」という江東区の観光案内施設ができました。Gaikan
こちらは昭和初期に建築された歴史的建造物で、国の有形文化財になっています。

もともとは昭和7年に「旧東京市深川食堂」として施工され、以後、職業補導所、福祉作業所などの変遷を経て、今回耐震補強・改修工事を行なって現在の姿に生まれ変わったそうです。Mado
中に入ってみると、当時の食堂だった面影が....。当時の食券売り場の窓口だそうです。なるほど、当時の様子が伺えます。その横の2階に続く階段は、昭和7年当時に施工されたタイルがそのまま保存されてました。Kaidan1一部欠落していた部分は新しいタイルを埋め込んで修復されていましたが、今見ても素敵なタイル。当時はすごくモダンなデザインだったのでしょうね。
Tile
階段中程に展示されていたガラス瓶は、当時の牛乳瓶で、今回の工事で地中から発掘されたそうです。とってもキュートなデザイン。今でも一輪挿しとかにしたらオシャレですよね。

Milkbin

2階の展示スペ−スにあったステンドグラスや、1階の観光案内所のランプシェードは当時を再現して新しく作られたものだそうです。なんとも趣があって良いですね。

Stendglass
2階は今後貸しギャラリーとして、区内外在住者問わず借りられるそうです。


Lamp

1階の観光案内スペ−スは、実におみごと!分かりやすく江東区の地図がテーブルに
配置され、しかも随所に立体的にプラカードのような看板が立ててあり、見どころ施設の情報が一目でわかるように工夫されています。Table1

私も真っ先に食事処マップを見て、深川界隈の美味しいもの情報をゲットしたのでした(笑)

Table3

その他にも江東区のものづくりを紹介するコーナーもあって、区の伝統工芸である
江戸切子の美しい作品も展示されてました。

Kiriko
驚くのは、これだけの立派な施設をたったひとりの女性が作り上げたということ。
コーディネーターの井村さんです。「打ち合わせと言っても、私以外誰もいなくて...本当にひとりで一から立ち上げたんです。」と穏やかに笑いながらおっしゃる井村さん。....って笑い事じゃないほど大変だったのでは??
Happi
まだオープン間もなくて試行錯誤が続く毎日だとか。
こんなに素敵な施設なのですから、江東区の情報発信地として多くの方に足を運んでもらえる存在になってほしいな、と心から思いました。
お近くにいらした際は、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。

私の住むS区にもできないかしら、こんな素敵な施設。<KY>

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2009/07/13

肩こりに悩まされた時は

現代社会、肩こりや腰の痛みで悩む方も多いと思いますが、私も過去それらに悩まされてきました。高校生で万年肩こり。二十代前半でぎっくり腰を2回。しかし現在、ほとんど肩こりはありません。腰の痛みもよほど疲れた時くらいで、3回目のぎっくり腰もまだ起きません。

これ、歳をとって自然と治まった… なんてわけではないんです。痛くなりそうだと思った時にツボ押し器でグリグリしているだけなのです。特に腰は「あ、このままだとギックリになりそう…」という感覚が分かるようになったので、その時は集中ツボ押しタイムです。

090713 愛用しているのは祖母の形見…というと大仰ですが、祖母が生前愛用していた「中山式快癒器」です。仰向けに寝て身体の下に置いて使うものですが、背骨に沿って腰から背へと徐々にずらしながらツボに当てていくのは得も言われぬ気持ちよさ。もちろん私感ですが、つまった背骨が伸びてゆく感じがするのです。

子供の頃は「なんでこんな痛いものの上に、おばあちゃんは平気で寝られるんだろう?」と不思議でたまらなかったものですが。

この快癒器、今回あらためてよく見たら「米国専売特許」と書いてありました… いったい何時の製品なのでしょうね。
 こんなに丈夫だと新しい製品が売れないのではと心配になりますが、現在も中山式さんの会社は健康商品を販売していて、快癒器も様々な種類のものを作られているので、万一壊れても買い換えられますね、ちょっと安心。

他に背筋を伸ばすゴムひもや青竹踏みなども持っていて使いますが、寝転がるだけでいい快癒器が疲れた時にはぴったりでお気に入りなのでした。

肩こりは緊張やストレスも大きく関与しているようです。今ほとんど肩こりに悩まないのは、若い頃よりストレスの解消が上手くなったからかもしれません。

それでもタイル絵付けを始めた時は、さすがに肩こりになりました。けれど作業に慣れていくうちにだんだん肩が凝らなくなったんです。始めの頃は慣れない作業で身体が緊張していたのでしょうね。つい夢中になって余分な力も入っていたのだと思います。

絵付けをしていて肩が凝るという生徒さんも少なからずいらっしゃると思います。もちろん個人差はあると思いますが、慣れてくると徐々に凝らなくなるので、どうぞリラックスして作業してみてくださいね。<R.K>
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2008/10/27

銭湯と高層マンション「月島」

皆さん「月島」という島を知っていますか?
最近ではNHKの連ドラの舞台になった場所で、銀座から晴海通りを海に向かって歩いて行くと隅田川の向こうにあるのが月島です。
明治時代に埋め立てられた島だそうで、古い長屋がまだまだたくさん残っています。地元のお豆腐屋さんは今でもラッパを鳴らしながら自転車でお豆腐を売りに来るし、銭湯もいくつか残っていて、夕方になると風呂桶をかかえたおじいちゃん達が散歩してます。川向こうは銀座、とは思えないようなのんびりした街です。2008_1016_024
そして夏のお祭りでは数週間前からものすごい盛り上がりを見せる古き良き下町の活気が今も続く街であり・・・と思えば数十メートル離れた背後には高層マンションがずらり!写真の通り新旧が入り混じる不思議な街です。

私は今この街に住んでいます。どうしてこの街に住み始めたかと聞かれると恥ずかしいんですが、数年前にキムタク主演の「good luck」というパイロットのドラマがあって、そのドラマでキムタクが住んでいる街が月島の先端にある「佃」だったんです。テレビに出てくる下町の景色と広くて気持ちが良さそうな川べりの公園に興味があったので来てみたのがその始まりでした。銀座の近くにこんな「住宅地」があったんだ、ということにまず驚いたのと、そんなところに今でも風呂桶を抱えているおじいちゃん達がいることにも驚いて、すぐにこの街に住みたくなりました。

佃は皆さんご存知の通り「佃煮」の発祥地。今でもその老舗は健在です。ここは江戸時代に大阪の漁師が移住して作った場所だそうですよ。2008_1016_025
そして月島と言えばこれもご存知の「もんじゃ」です。このもんじゃも昔は漁師さんのおやつだったそうです。今は写真のように「もんじゃ案内所」なるものもあって週末はすごい人出。駅を降りるともんじゃの匂いがプーンと漂って来るんです。実は私この匂いが大好き!「好きな食べ物は?」と聞かれると「一番目がたこ焼き、2番目がお好み焼き。大阪に行くとお好み焼きをおかずにたこ焼きを食べます」と答える私はその匂いを嗅ぐとホッとします。おすすめのもんじゃ屋さん?私は月島駅の上にある「いろは駅前店」をお勧めしますよ。狭くてベトベトしてるもんじゃ屋が多い中で、ここはゆったりいつも清潔で、もちろんおいしい!

そんな新旧が入り混じる街「月島」に住むお客様から先日表札の注文がありました。2008_1016_028明るい“太陽”をイメージしてなるべく派手な表札を作って欲しい、と長年ここに住んでいると言うおばあちゃんからの注文です。古き良き下町が残る・・・とは書きましたがやはりそれもどんどん壊されているのが現状で、ついこの前までそこにあった長屋が取り壊されて更地になり、何が出来るかと思えば高層マンション、という現実が昔からの住人を不安にしているそうです。そこでそういった暗い気持ちが吹っ飛ぶような明るい表札が欲しい、ということでした。何十年後かはマンションだらけになってしまうかもしれない土地ではありますが、今はまだまだ元気なおばあちゃんの長屋を太陽柄のスペインタイルが明るく飾っていて、それを見る度に私も嬉しい!週末の散歩が楽しくなりました。<YF>

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2008/10/12

大切なものほど壊れる?

お気に入りの服、とっておきの時に履く靴、または大切に使っている
ちょっと贅沢な食器などに限って破れたり壊れたりするのはなぜでしょう?
コレ、私の中では永遠の謎です。きっと「確かに!」とうなずく人も多いはず。
そして、どうでもいいもの(安物、景品などの貰い物)に限って長もちする。Koimari1
うーん、摩訶不思議。

最近一番ショックだったのは、骨董市で買った古伊万里の
そば猪口が欠けてしまったこと。
江戸時代に作られたもので、初めて買った骨董品だったのに!
高かったのに!毎晩これで焼酎を飲むのが楽しみだったのに!!!
と言っても、元々欠けているものを値切って安くしてもらったんですけどね。Koimari2
っていうか、完品だったら高価すぎて手が出ません.....。
この欠けたそば猪口を修復して毎晩愛用していたのです。

手を滑らせた私が悪いのですが、直したところとは別のところが欠けて、
ヒビが縦に5cmくらい入ってしまいました。あーショック。
結構時間をかけて修復工房で直し、我ながら上手くできた、と
自画自賛しながら晩酌していたのに、また修復工房へ戻るハメに。
暫くは別のグラスで我慢しなければ...。

でも、実は直してでも使い続けているものって結構あるんです、私。
財布はビリビリになった皮を張り直してもらって、もう13年位使って
いるし、(財布を買った店の人に驚かれた、と同時に感謝された。)
お気に入りの靴は何度か靴底を新しくして6〜7年履いてるし、
ハサミに至っては幼稚園時代のお道具箱に入っていたネ−ムタグ付き
(母が書いてくれたひらがなの名前付き。)で、錆び取りを繰り返して
使い続けてます。Talaverablog1
これらはやっぱり修理してでも使い続けたいお気に入りの品々なのです。
よっぽど新しいものを買った方が割安だったりするのですが、
新しいものには変えがたい価値が「愛着」ってやつなんでしょうねぇ。

そうそう、数年前にスペインで買ったタラベラ焼のお皿も
3枚買ったうち、一番気に入っていた柄の皿だけ、Talaverabiog
帰国したら割れてました。トホホ。
ま、これもかなり時間はかかりましたが無事修復して、
今や我が家のリビングで堂々たる存在感を放っております。
これからも、大切なものは長〜く大事に使い続けていきたいですね。
やさしく、かつ慎重に取り扱うことが第一ですけどね....。<KY>


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2008/09/29

日本の中のラテン?大阪。

スペインタイルアート工房の大阪教室も今年で開校6年目を迎えました。Gaikan1今年は新教室に引っ越して心機一転!講師二人もがんばってます。今回の写真はそんな大阪新教室の写真。緑多い公園の前にあり、窓からは気持ちのよい風が入ります。 Kyoushitsu
すでに6年も経ったのでもう“慣れ”ましたが、初めて大阪に教室を開いた時はまさしく“カルチャーショック”でした。よくテレビでも特集しているように「関東人」「関西人」ってこんなに違うもの?あれ?こういう所って他にもあったよな、あ!そうだ!スペインだ!
Madokara
あれは6年前、大阪教室の引越しのとき・・・・
「そちらに持っていく荷物を今持ってるんですけど、雨降ってるし遅くなっちゃったんで明日でもいいですか?一応本日到着指定なんやけど・・・」と、家具屋さんからの連絡。えぇぇ!いろいろ段取りしてその日着にしてもらったのに!関東ではそんなこと考えられない!いくら遅くなってもちゃんと指定日に持ってくる(ですよね?)。それも夜の9時とかならわかるけど、まだ夕方5時。「まだ遅くない!ちゃんと到着指定日に持ってくるもんでしょ!」と私は怒鳴ってしまった。先方は渋々「ほな、これから行きます。」
そして別件。
「宅急便です。今、マンションの下にいるんですけど、荷物が重いんで手伝いに来てくれますか?」と怒り気味のドライバーから電話。私は「へ?何?宅配便なのに玄関口まで持って来てくれないの?それに何で怒ってんの?」と。こんなこと初めてだった・・・(陶芸窯だったので、確かに重かったけど、怒りたいくらい重かったけど。)
そして銀行に口座開設に行けば窓口のおじさんが私の個人情報を見ながら・・・「へえ、あなたはこういう会社で働いてたのね。で、その会社はなんで辞めたの?やっぱり人付き合い?難しいよね・・・」と私が口をはさむ暇も無く大声で私の個人情報を大発表してる・・・・
車で移動すれば赤信号に変わってもスピードを落とさず追突しそうな勢いで後ろからついてくるお姉ちゃん、少し大阪に慣れてきた私でもこれには順応できない。「赤になったから止まったのになんでクラクション鳴らされなあかんの?」(大阪にいるときは独り言も自然に関西弁)“赤信号になってからも行ってしまう率”ってのがあったら、大阪は間違いなく日本一、と思います。
関西人が全てこうだとはもちろん言いませんが、ずーっと関東に住んでいた私にはびっくりさせられることが多すぎて(日常生活でのバトルが多すぎて)初めはホトホト疲れてしまいました・・・
でもこの大阪という所、慣れてくるとこれがまた過ごしやすいことこの上ない。東京よりも“人間の生活リズムにあっている生活”ができるというか。今では逆に東京に戻ってくると周囲に合わせてなんでもかんでも急いでやらないといけないような気分になってしまう自分が嫌だな、なんだかいつも“構えてる”自分が嫌だな、と。関西はあったかい感じでいいな、なんて懐かしく思ってしまうんです。今思えば「手伝って」と言ってきた宅急便のお兄ちゃんのことも手伝ってあげればよかったし、銀行の窓口でおっちゃんともっと話をしてみても良かったな,なんて思います。
よく言われますが、電車で隣に乗ったおばちゃんが話しかけてくる。はじめは戸惑ったけど、今ではそれも心地よい。一人で出張しても町中に友達がいる感じ、とでも言いましょうか?(そりゃちょっと大げさか?)人が歩く早さは大阪の方が早いらしく、そういう所はせっかちなのに、でもあったかい感じ、とでも言いましょうか?そのへん、ホントにスペインそっくり!人情深くていい加減なスペインが大好きな私は、やはり人情深い大阪も大好きです。
「気ぃつけや。あんたのことやでそのバッグ!」大阪の引ったくり多発地帯で見つけた標語です。格好良くはないかもしれないけど、ダイレクトに伝わってくるでしょ?そうそう、格好よく構えてるだけが良じゃない。私も将来は「カチカチの関東人」から「コテコテの関西人」を目指そっと。・・・
<YF>

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